●作品 ブラッド・ダイヤモンド

●監督  エドワード・ズウィック

●出演 レオナルド・ディカプリオ

    ジェニファー・コネリー

    ジャイモン・フンスー

完成度が、非常に高い作品です。

1990年代後半のアフリカの

激しい内戦状態を

描いた社会派アクション映画。

3名の登場人物も

メッチャ ブラボーです。

元傭兵のダイヤモンドの密売人

レオナルド・ディカプリオ

やり手の

女性ジャーナリストに

ジェニファー・コネリー

家族を愛する漁師役には

ジャイモン・フンスー

前半から

目を覆いたくなるシーンの連発。

銃声、爆発シーンの嵐には

胸が締め付けられる。

アフリカの内戦状態が

舞台のため

街中での銃声は、

もう、止めてくれ~!

声を、出したくなります。

襲撃を受ける村の殺戮シーン。

女性、子供の叫び声

幼児が逃げ回る姿。

ダイヤモンドと金のために

全く関係ない人々が

毎日のように、

命をおとす。

目を背けたくなる描写

残酷場面でも

あえて、直視して目に焼きつけることが

必要なのは、

実際にアフリカで

起こっていることだから。

退屈することのない、シナリオは

相当に、練りこんであります。

3人の緊迫感あふれる、迫真の演技

中盤の、折り返し地点を越えても

息切れがありません。

最後まで、全力投球です。

特に、男臭さが

プンプン伝わる

男気溢れる

レオナルド・ディカプリオ。

残念ながらこの作品でも

オスカーを逃したが

観た人には、わかるはず。

度肝を越えた、体当たりの演技。

ファンならば、

要チェックだ。

決して、見逃すことはできません。

アイドルからは、完全に卒業。

もう、レオ様なんて

だれも呼ぶことは、できない。