映画は毎月数回、時間を強引につくって観ている。

何故ならば、わずか2時間程度で

主人公と同じ人生を一緒に体感できるから。

スティーヴン・スピルバーグ監督作品。

駄作がないため、ほぼ全て観ている。

この「ミュンヘン」もCM、予告編で気になっていた作品だった。

1972年のミュンヘン・オリンピックで実際に起きた事件。

その真相を、史実に基づいて映画化したものだ。

164分間の長い映画だが

決して途中で飽きることはなかった。

映画「トロイ」のヘクトル王子役を好演した

エリック・バナが主役。

ストーリーが淡々とながれる中

目を覆うようなシーンも数回あった。

言葉のやりとりが少ない分

俳優の行動、表情、リアクションから

心の揺れを哀しいほど、感じ取れる作品だ。

★★★★☆