こんにちは。渋谷区の特定社会保険労務士の高山英哲です。

レストラン、ラーメン、定食屋をはじめ飲食店ではたらく従業員へは、賄い(まかない)がつきものです。
求人募集広告にも「食事支給」「食事補助」とあります。あなたが、はたらく、レストラン、ラーメン、定食屋ではいかがですか?

今回は、あまり気づかれていない、社会保険と「賄い(まかない)」の関係を解説いたします。本題に入る前に、少しお付き合い下さい。

仕事、趣味、スポーツ、好きなこは、とことんやり抜く!そんな性格が煩わしい。だれが煩わしいかって?このニュースを投稿している俺。

今日は何を投稿しょうかなぁーと考えていたら、そろそろ夕食。腹もへってきた。ペコペコ状態。でも投稿しなければ。絶対、毎日、投稿すると決めたから。一度決めた、自分との約束。自分と勝負してるリングからは降りたくない!ただそれだけ。

お~い 早く本題にいけよぉ~90秒だろぉー。そうでした。それではいきます!

とことんやり抜いた仕事の後、腹が減ったら、ご飯食べるよね。メッチャ仕事をした後、社長、店長から「おらぁ~休憩して、賄い(まかない)食べろ!」の声が聞こえてきます。

「賄い(まかない)」を提供は「無料」。食事代を一切、社員、アルバイト等からもらっていない飲食店、レストラン店もあるでしょう。今後は見直しを検討してくださいね。「賄い(まかない)」を提供は「無料」にしている飲食店の社長、店長さんは。

なぜかって?理由は、「賄い(まかない)」は、現物給与だからです。

初めて聞きました?、「賄い(まかない)」も報酬で、給与と同じだっていうこと!

社会保険料は、現物給与と給与を合算して報酬を決定します。そのため、社員、アルバイトの皆様に、「賄い(まかない)」を提供している場合、社会保険料はあがる可能性があります。

給与は、金銭で支給されるのが一般的です。住宅(社宅や寮など)の貸与、食事、自社製品、通勤定期券などで支給するものを現物給与といいます。現物給与で支給するものがある場合は、その現物を通貨に換算し、金銭と合算して標準報酬月額の決定を行います。

全国現物給与価額一覧表(厚生労働大臣が定める現物給与の価額)
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-kankei/hoshu/20150511.html

例えば、東京都の食事の現物給与の価格は、1回につき230円(平成27年4月)です。

月の平均所定労働日数が例えば22日の場合、230円×22日=5,060円
現物給与で5,060円支給されたことになります。

給与額が180,000円(通勤手当ナシ)の場合は、次のように考えて社会保険料を算出いたします。

180,000円(給与額)+5,060円(現物給与【食事】)=185,060円
標準報酬月額は190,000円になります。

 「賄い(まかない)」を提供は「無料」で提供している会社で、現物給与【食事】を全く考慮していない会社は是正してくださいね。

東京都の場合は、通常4年に1回度、社会保険算定基礎届の調査があります。
あなたの会社でも、年金事務所へ足を運ばれたことがあると思います。

所轄の年金事務所で、賃金台帳、出勤簿、労働契約書、源泉所得税領収証書の資料持参のうえ「賄い(まかない)」を提供については、聞かれる場合があります。この機会に考えてみましょう。

チョット!、待ったぁ~。
うちの店では、社員、アルバイトの給与から賄い(まかない)を本人から徴収(負担)しているけど。。。その場合は?

おっと、さすが!そうですよね。

それはですね。。。お約束の90秒が経過しました。。。残念!

社員、アルバイトの給与から賄い(まかない)の食事代を徴収(負担)している場合については、次の投稿でご案内いたします。

全国現物給与価額一覧表(厚生労働大臣が定める現物給与の価額)
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-kankei/hoshu/20150511.html