「時間ではなく成果で評価さえる働き方にふさわしい、
新たな労働時間制度の仕組みを検討してもらいたい。。」

４月22日に行われた経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議で
新たな労働時間制度の仕組みが検討されることになりました。

新聞、ニュースで報道され大変気になるニュースですね。

具体的な新たな労働時間制度のイメージは次のとおりです。

●「労働時間上限要件型」（Aタイプ）
子育てや介護などに対応する柔軟な働き方を想定したAタイプ。

●「高収入・ハイパフォーマー型」（Bタイプ）
高度な職業能力を生かして自律的に働きたい社員が任意に選択するものとし、
対象者の要件として年収下限（例えば1000万円以上など）を設ける。

対象者に対しては、成果・業績給のウエートを固めた報酬体系を適用するとともに、
職務遂行の方法や労働時間の配分は各人の裁量に委ねることとしています。

これらの改革の方向性については、6月に予定されている政府成長戦略の改訂に
向けて、産業競争力会議や厚生労働省など関係省庁で今後さらに検討が進められ
る見通しです。

個人と企業の成長のための新たな働き方
合同会議後の甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨

日本の会社で働く労働者は世界と比べても非常識な程、長時間はたらいています。
長時間はたらくことにより、過重労働が続きます。
その結果として、労働生産性が低くなるのは避けられないのかもしれません。

「新たな労働時間制度」によって、効率のよい仕事をすれば
１日５時間、能力のある方は４時間で任された仕事をして帰宅することも可能なのかもしれません。

成果によって報酬が決まる新たな「労働時間制度」の創設。
長時間労働の常態化につながらないよう願っています。

弊所は今後も「新たな労働時間制度」注目していきます！

 

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